パチンカス

筆者が重度パチンコ依存症を克服するまでの闘病記でしたが、今は仮想通貨ブログです。

パチンコ依存症の原因

今日の朝、パチンコに行きたくなったので本を読みました。パチンコ依存症に関する本です。

読んでいると、気持ちが冷静になってパチンコに行かずに済みます。

読み進めていると、過去にスポーツなどに打ち込んでいた人がなんらかの依存症にかかる事も多い。との記載がありました。

金メダリストや、強化選手だった方の例が書いてありました。


過去にスポーツで得た、勝利から来る充足感をパチンコやギャンブルなどの仮初めの勝利から得ようとするのです。

スポーツをやっている際は褒められる。負けず嫌いという性格もマイナス働きます。

基本負けるのですから、次こそはなんて思っていたら深みにハマって行くのは当然でしょう。

僕自身、このパターンでパチンコにハマってしまいました。

初めていったパチンコで負けてしまい。そんなはずはないっ。自分は勝てるはずだと。。。。

幼い頃から野球ばかりやっていて、野球が上手い自分というのがひとつのアイデンティティでした。

ですが、プロになれるわけでもなく高校を卒業したら野球とは疎遠になりました。

幼い頃から、あれだけ時間をかけて打ち込んで来た野球が、大人になってからはなんの役にも立たない事にショックをうけました。

こんなことなら、野球などせずに勉強をしておけばよかったなどと思ったこともあります。

そんな、なんの取り柄もない大人になった自分が、唯一勝利を味わえる場所。

それがパチンコでした。


お金さえ入れれば、だれでも勝利が味わえるのです。

学歴も、肩書も関係なく運のみの世界で、たまに自分に運が向いていた時のみ勝利という優越感を味わえるのです。

みんな平等ですから、能力のない自分には嬉しい世界でした。


あっと言う間に周りが見えなくなるほどハマりました。


夜勤、パチンコ、夜勤、パチンコ、という寝不足の生活で事故を起こした事もありました。


貯金はできず、税金を滞納。

いい大人が国民の責務を果たさず、遊びほおけている。。。

どんどん自分に自信がなくなっていきました。

何度辞めようと思っても、辞めることができず、自分は本当にダメなやつだとどんどん自分が嫌いになります。

知り合いや友達にも、自分のこんな境遇を知られたくないし

同窓会にも顔を出せない。行っても惨めな思いをするだろうなと。。

人間関係も失って行きました。


それでも辞める事は出来ず、7年ほどの時間過ごしました。

そんな事を繰り返していると、自分にはもう生きている価値なんてないんじゃないか、パチンコをするだけの人生なんて
死んでしまいたい。と、死が頭をよぎるようになりました。


鬱のような症状が出始め、このままでは本当にパチンコで死ぬと恐怖を感じ、自分は病気だと認識する事ができました。

そんな事があり、本の中で進められている自助グループに参加する決心がつきました。

明日から通う予定です。。


まだ、始めたばかりで最後にパチンコに行ってから1週間しかたっていませんが、これからは自分としっかりと向き合い自分を好きになれるよう日々努力していきます。